dish

プレートについて

僕の好みで、平皿が好きです。
1プレートでたくさんもりつけても、メインをのせる皿としても使えるので。(合理主義?)


みなさんが、お皿を使っている時の風景を想像しながら作っています。
その場所に馴染んで、佇んでいる風景を思い浮かべます。
ひっそりした存在感で佇んでいて欲しいな。
でも、どんな風にでも使って頂けるのは、嬉しいです。

制作の途中で、どうしても展示に出せないもの (例えば、ヒビが入っていたりするもの) は、自動的にお家で使っています。
釉薬など上手く焼けているものに限って、ヒビが入っていたりして…。


出来たばかりのものより、使い続けたものの方が好きになっていきますね。
焼き上がりで、なんか良くないなって思ったものも、使ってみたり、置いておくうちに、良く見えてきたりします。

ものが溢れている時代なので、なるべく古いものからインスピレーションを受けていこうと思っています。
フランスの軟質陶器、北欧のデザイナー達など素晴らしいです。
他の作家さんと同じように、オリジナルであることを目指していますが、古きものから新しいものを作っていきたい。